木の効能【木と森の話】|松筑木協「森と木と住まい」長野県産材利用を促進する松筑木材協同組合
木と森の話

冬場の林業はヒマ!?

冬の間、林業はまったく動いていないだろうというのが一般の人たちの考えでしょう。ところが林業は冬場こそ活発に動いているのです。なぜなら夏のあいだは背丈ほどに伸びた草木で入れないような場所でも、山に慣れている人なら冬場はドンドン入っていけます。むしろ冬場の作業のほうが山を痛めることが少ないのです。込み入った木々を間引いたり、下枝を払うといった森林管理は大変重要な作業です。森林に人の手が入らなくなれば、山は荒れ果て美しさも失ってしまいます。

私の会社では、生産業者からの注文でシイタケの原木栽培を行っており、毎年シーズン(12月、1月)になると90センチほどの原木を10,000本ほど切り出しています。原木を切り出すことで山は整備され、美しい里山は守られていくのです。

山の神に敬意を表しながら、そうやって原木を切り出すことで里山の保護に一役買っているのです。木材産業が活発化し、計画的に木が伐採されれば森林は生き返ります。たまにはそんな事を考えながら、シイタケを食べるのもいいものです。
松筑木材協同組合
柳沢林業 柳沢 英治

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